Notion AIミーティングノートとは?文字起こしの使い方と議事録の要約自動化方法を解説
更新情報(2026年2月9日更新)
- 2026年4月13日 「カスタム指示」機能を追記しました / 記事全体を読みやすく調整しました
- 2025年7月15日 記事を公開しました
2025年5月にNotion AIの新機能「AIミーティングノート」が発表されました。この機能は、会議を録音しながら、Notion AIが自動で文字起こしと要約を生成してくれるものとなっております。この記事では、AIミーティングノートの使い方から活用法まで、分かりやすく解説していきます。
この記事では、Notion AIの「AIミーティングノート」に特化して解説しますが、Notion AI全般の使い方については 【2026年版】Notion AIとは?使い方・料金・5機能を公式アンバサダーが解説 もご覧ください。
この記事でわかること
- AIミーティングノートの機能(文字起こし・要約・アクションアイテム抽出)と料金体系
- ZoomやGoogle Meetでの設定方法と会議中の使い方の手順
- 従来の議事録作成との違いと、業務効率化できる具体的なシーン
本記事の内容は動画でも解説しています(7分)
Notion AIミーティングノートとは何か?
Notion公式ページより引用
Notion AIは、文章作成や要約、翻訳などを手助けしてくれるAIアシスタント機能です。普段使っているNotionの中で、まるで優秀な秘書がいるかのように、さまざまな作業を自動化してくれます。
その中の機能の1つ、AIミーティングノートは、ZoomやGoogle Meet、Microsoft Teamsなどのオンライン会議中、もしくはオフライン・対面での打ち合わせ中にリアルタイムで音声を文字に変換し、会議が終わったらすぐに分かりやすい要約を作成してくれるものとなっております。
株式会社TEMPでもAIミーティングノート機能は1年以上愛用しており、チーム定例会議でのメモ負担軽減や議事録作成不要が不要となりました。社内MTGやクライアントとの打ち合わせでの聞き逃し防止に役立っています。
AIミーティングノートでリアルタイム文字起こしが可能
企業さま向けNotionのご支援
Notion導入/構築はNotion認定コンサル企業の株式会社TEMPにお任せください。全メンバーがNotion資格保有者の少数精鋭チームで、企業へのNotion導入を支援します。ベンチャー企業から大手上場企業まで、今までの実績100社以上。士業、製造業、IT、建設業など、さまざまな業態のお客さまをサポートします。
「AIミーティングノート」でできること
AIミーティングノートが得意なことをまとめると、以下のようになります。
音声の文字起こし
会議中の発言をリアルタイムで文字にします。16言語に対応(2026年4月現在)しており、もちろん日本語にも対応しています。
打ち合わせ内容がリアルタイムに文字起こしされる
音声の録音
文字起こしされた音声は、ローカルの端末に保存することができます。音声は、AIミーティングブロックの設定画面の「オーディオ録音」から確認・ダウンロードすることができます。
音声の録音データがダウンロード可能
設定画面から録音機能をONにする
デスクトップアプリ版Notionから下記の設定をONにすることで音声データの保存が有効化されます。
設定 > Notion AI > ワークスペースの設定 > 音声をローカルに保存
設定画面からデータ保存をONにする
要約や決定事項、ネクストアクションの自動生成
Notion AIが長い会議内容を自動でまとめてくれます。ネクストアクションや重要な論点のみを抜き出すので、後から内容を振り返るときにとても便利です。
自動要約される
(参考)AIミーティングノートからタスクDBにネクストアクションを追記する動画(8分)
要約のカスタム指示を作成する(2026年3月追加)
2026年3月のアップデートで、要約の構成を自分でカスタマイズできる「カスタム指示」機能が追加されました。組み込みの指示に加えて、独自のフォーマットや観点でミーティングを要約させることができます。
AIミーティングノートブロックの下部にある 形式 > カスタム指示を追加 から設定が可能です。作成したカスタム指示は指示リストに表示され、任意のミーティングで選択できるようになります。
カスタム指示を追加することで、指定のフォーマットでAIミーティングノートの要約を出力することができるようになります。ネクストアクションを担当者付きで出力させたりすることでAIミーティングノートをより便利に使うことができます。
(参考)カスタム指示 設定手順の限定動画(1分)
カスタム要約の共有とプライバシー
カスタム指示はデフォルトで非公開に設定されており、確認・使用できるのは作成者のみです。非公開のカスタム指示が使われたミーティングブロックを他のユーザーが開いた場合、その人のデフォルト指示が代わりに適用されて表示されます。
デフォルト指示の設定
よく使う指示はデフォルトに設定でき、以降の新規ミーティングすべてに自動適用されます。「指示」ドロップダウンを開き、対象の指示にカーソルを合わせて … > デフォルトに設定 をクリックしてください。
カスタム指示のデフォルト設定
AIミーティングノートの使い方
事前準備として、Notionのデスクトップアプリをインストールします。この機能はデスクトップアプリでしか使用できません。ブラウザ版のNotionでは利用できないので注意してください。また、バージョン4.7.0以降のデスクトップアプリが必要なので、古いバージョンを使っている場合は更新しておきましょう。
AIミーティングノートの起動手順
AIミーティングノートの使い方はとても簡単です。以下の手順で始められます。
Notionの任意のページにて、/meet と入力するか、スラッシュコマンドから「AIミーティングノート」を選択し、AIミーティングノートブロックを呼び出します。
スラッシュコマンドからAIミーティングノートを起動
AIミーティングノートで録音を開始する
AIミーティングノートブロックの「録音開始」ボタンを押すと、AIが会議の音声を聞き始めます。参加者の同意を得るため、自動で「この会議は記録されています」というアナウンスが流れます。
この時点から、発言内容がリアルタイムでNotion上に文字として表示されるので、正常に動いているかすぐに確認できます。
スラッシュコマンドからAIミーティングノートを起動
議事録の要約・ネクストアクション抽出
会議が終了したら、「録音終了」ボタンを押します。自動でAIが以下の内容を自動生成してくれます。
自動で要約を作成
会議の要約
長時間の会議でも、重要なポイントを3〜5行でまとめてくれます。例えば、「新商品の発売日を来月15日に決定。マーケティングチームが広告戦略を検討し、営業チームが販売店への説明資料を準備する」といった具合です。
また、会議での決定事項を分かりやすくリスト化してくれます。後から「あれ、これって決まったんだっけ?」と迷うことがなくなります。
AIが議事録の内容を自動で要約
Notion AIミーティングノートの料金と導入方法
AIミーティングノートはビジネスプラン以上で利用可能
2026年現在、AIミーティングノートはNotionのビジネスプラン以上で使用可能です。プラスプラン以下の方は体験版のみ使用可能です。ビジネスプランは、年間払いの場合3,150円/月で利用可能です。
2025年7月時点での料金プランは下記となります。
| プラン名 | 年払い | 月払い |
|---|---|---|
| フリープラン | 無料 | 無料 |
| プラスプラン | 1,650円/月 | 2,000円/月 |
| ビジネスプラン | 3,150円/月 | 3,800円/月 |
| エンタープライズプラン | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
チーム導入時に気をつけたいポイント
チーム全体でAIミーティングノートを導入する際は、以下の点に注意しましょう。
プライバシーと同意
会議を録音する前に、必ず参加者全員から同意を得ることが重要です。Notion AIには自動で同意確認のアナウンスを流す機能がありますが、事前に「今日の会議は記録させていただきます」と伝えておくとより安心です。
開始時に同意メッセージを自動で再生する機能
デスクトップアプリの準備
この機能はデスクトップアプリでしか使えません。録音するメンバーは、アプリをインストールし最新バージョンに更新しておく必要があります。
データの管理
議事録はNotionのデータベースで管理できますが、どのページに保存するか、誰がアクセスできるかなど、運用ルールを決めておくことが大切です。議事録についての解説・テンプレートは【無料テンプレ】Notionで議事録を管理する方法を参照ください。
Notionの設定画面からは、デフォルトの会議データベースを指定することができます。固定のデータベース内にミーティングの議事録を保存する場合は、この設定をしておくと楽に運用できます。
デフォルトのデータベースを選択する
よくある質問と注意点
iPhoneでも使えますか?
2026年1月のNotion 3.2アップデートで、iPhoneでも録音・文字起こしが可能になりました。アプリを切り替えたり画面をロックしても録音が継続され、会議終了後に要約・アクションアイテムが自動生成されます。
ただし、デスクトップアプリとは以下の違いがあります。
| デスクトップアプリ | iPhoneアプリ | |
|---|---|---|
| マイク音声の録音 | ✅ | ✅ |
| システム音声(Zoomなど相手の声)の録音 | ✅ | ❌ |
| 向いている場面 | オンライン会議全般 | 対面会議・移動中のメモ |
ZoomやGoogle Meetなどのオンライン会議で相手の発言も含めて文字起こしするには、引き続きデスクトップアプリ(Mac / Windows)の使用が推奨されます。
音声データは保存されますか?
音声は自動でNotion上にwav形式で保存されるため、後から何回でも聞き直すことが可能です。wav形式は音声を圧縮しないため、音質を劣化させることなく再生できます。ただし、保存できるのはローカルの端末に直近10件までです。音声の確認・ダウンロードは、AIミーティングブロックの設定画面の「オーディオ録音」から行えます。
AIミーティングノートのプライバシー・セキュリティは大丈夫?
多くの企業が気になるのが、セキュリティ面の安全性です。結論、Notionは企業利用に十分耐えうるセキュリティ基準を満たしています。SOC 2 Type IIやISO 27001などの第三者認証を取得しており、通信・保存データともにAES-256による暗号化が施されています。
データの取り扱い
Notionは、ユーザーがAI機能に入力したデータを第三者のモデル学習には使用しないと明言しています。つまり、あなたの会議内容が他社のAI学習に使われることはありません。
アクセス権限の管理
議事録の閲覧権限は、Notionの標準的な権限設定で細かく管理できます。
- 特定のメンバーのみに限定
- 閲覧のみ・編集可能の設定
- 外部共有の可否
あわせて読みたい:【2026年版】Notionデータベースの教科書【初学者向け】
AIミーティングノートを使っていることは相手に伝わりますか?
録音を開始すると、自動でコンピューターのスピーカーから「この会議は記録されています」というアナウンスが流れる仕組みになっています。
ただし、アナウンスはNotionデスクトップアプリ側から流れるため、相手の環境によっては聞こえにくいケースもあります。プライバシーへの配慮として、録音前に「今日の会議はAIで記録します」と一言添えておくと、参加者が安心して会議に臨めます。
開始時に同意メッセージを自動で再生する機能
まとめ
Notion AIミーティングノートは、単なる「文字起こしツール」ではありません。会議の記録・要約・アクションアイテム抽出までを自動化し、その結果をNotionのデータベースにそのまま蓄積できる点が最大の強みです。
本記事の内容を簡単に振り返ると、以下のとおりです。
- 文字起こし・要約・アクションアイテム抽出がすべて自動で完了
- 2026年1月以降はiPhoneにも対応(対面会議での録音が可能)
- 議事録データベースと連携することで、過去の意思決定を一元管理できる
- SOC 2 Type II・ISO 27001取得済みで、企業利用でも安心のセキュリティ
- ビジネスプラン以上のユーザーが利用可能(年額 3,150円/月)
tl;dvやZoomの文字起こし機能でも同様のことは実現できますが、Notion上にデータが蓄積されていく点のメリットは非常に大きいと感じています。会議の記録が議事録DBに自動的に積み上がり、後から検索・参照できる環境は、チームの意思決定の質を確実に上げてくれます。チームで使い始めてから、「あの会議で決まったこと」を探す時間がほぼゼロになりました。
株式会社TEMPでは、AIミーティングノートの導入支援から、議事録データベースの設計・構築まで、Notionを活用した業務効率化をワンストップで支援しています。「まずは自社の会議フローに合うか確認したい」という段階からでもお気軽にご相談ください。
Notion導入支援・コンサルティングサービス|株式会社TEMP
本記事の内容は動画でも解説しています(7分)
この記事の執筆者
円谷
Notion公認コンサルタント企業株式会社TEMP代表取締役。日本で7人目のNotion公式アンバサダー(2021年より)。2023年より法人向けのNotion導入支援をおこない、現在100社以上の支援実績あり。