株式会社TEMPのロゴ画像

Notionチャート(グラフ機能)の使い方を解説

更新情報(2026年3月20日更新)

  • 2026年3月20日 数値グラフの情報を追加
  • 2024年8月24日 記事公開

本記事では 2024年8月にリリースされた、新機能「Notionチャート」 を解説します。Notion内データベースのデータを利用して手軽に棒グラフや折れ線グラフ、ドーナツグラフ、数値グラフを表示できる機能です。

この機能の登場で、Notion内のデータベースから手軽に棒グラフや折れ線グラフ、ドーナツグラフを作成できるようになりました。さらに2026年3月には数値グラフが追加され、KPIなどの重要な数値を一目で把握できるようになっています。これまで、Notionで視覚的なデータ分析を行うには外部サービスや高度な関数を駆使する必要がありましたが、この新機能でその手間が大幅に軽減され、見た目も美しく表示されます。

この記事でわかること


  • Notionチャートの使い方
  • Notionチャートのカスタマイズ方法
  • Notionチャートの注意点

目次

チャートビューの表示方法を2つ紹介

Notionチャートは「チャートビュー」として、データベースのビューの1つとして追加されました。表示する方法は下記の2つです。

スラッシュコマンドから作成

/chart と入力し、表示したいグラフを選択します。グラフを表示したいデータベースを選択することでチャートが表示されます。

グラフが選択可能に

グラフが選択可能に

チャートビューを追加

グラフを表示したいデータベースを表示したビューのメニューアイコンから、ビューのオプションを開き「レイアウト」からチャートを選択することで、既存のデータベースのチャートを作成可能です。

「チャート」ビューが追加されています

「チャート」ビューが追加されています

Notionを学ぶなら、Notion大学

Notion大学は、初学者からでも安心して学習を進められる2026年{{CURRENT_MONTH}}月時点で会員数は500名以上のオンラインコミュニティです。

  • 分からないことは24時間チャットツールでいつでも質問可能
  • 月に20回以上開催される限定勉強会で最新情報が学べる
  • 1日15分から学べるNotion学習ロードマップで初心者からでも学習可能
  • Notion大学限定の学習動画が100本以上
  • 過去のアーカイブ動画・有料記事・有料テンプレートが全て閲覧可能

Notion大学 紹介動画(2026年3月更新)

5種類のチャート(グラフ)を紹介

グラフの種類は以下の5種類です。

  1. 縦棒グラフ
  2. 横棒グラフ
  3. 折れ線グラフ
  4. ドーナツグラフ
  5. 数値グラフ

それぞれ解説していきます。

現時点では複合グラフや散布図、円グラフなどには対応していません。今後に期待ですね。

縦棒グラフ

縦棒グラフ

縦棒グラフ

縦に積み上がるタイプのベーシックな棒グラフです。

横棒グラフ

横棒グラフ

横棒グラフ

棒グラフのX軸とY軸が入れ替わった横型の棒グラフです。

折れ線グラフ

折れ線グラフ

折れ線グラフ

数値の推移を表しやすい折れ線グラフです。

ドーナツグラフ

ドーナツグラフ

ドーナツグラフ

円状に割合を示せるグラフです。中央に合計の値を表示できます。

数値グラフ

数値グラフ

数値グラフ

数値をシンプルに表示できるグラフです。KPIなどの重要指標を目立たせるのに便利です。

チャートの種類を変更する方法

ビューのオプションから、5種類のグラフを切り替えることができます。

チャートの種類の変更

チャートの種類の変更

他のデータベースビューと同じように、フィルター機能を使うことで表示データの制限が可能です。横軸の期間を指定したりすることも可能です。


フィルターをかけて範囲指定

フィルターをかけて範囲指定

棒グラフ / 折れ線グラフのカスタマイズ方法

棒グラフ・折れ線グラフとドーナツグラフでは設定項目がそれぞれ異なります。それぞれのカスタマイズ方法を詳しく見ていきましょう。

データ(X軸)

どのデータをX軸に表示するか、データベースのプロパティから選択できます。日付プロパティの場合、期間の区切り方を選択します。

X軸のプロパティを選択(日付プロパティの場合)

X軸のプロパティを選択(日付プロパティの場合)

並び替え(X軸)

X軸方向の並び替えを設定できます。プロパティごとの昇順・降順の他に、「Manual」から手動で並び替えたり、プロパティを非表示にすることもできます。

X軸の並び替え

X軸の並び替え

「データ」で設定したプロパティの種類により並び替えの設定が異なる場合があります。

ゼロ値を除外(X軸)

値のないプロパティを非表示にするかどうかを選択できます。

ゼロ値を除外切替

ゼロ値を除外切替

データ(Y軸)

どのデータをY軸に表示するか、データベースのプロパティから選択できます。単純にデータの個数を選ぶことも可能です。数値形式のプロパティの場合、合計や平均など、どの値で表示するのか選択します。

Y軸のプロパティを選択(数値プロパティの場合)

Y軸のプロパティを選択(数値プロパティの場合)

グループ化(Y軸)

グループ化するためのプロパティを選択することができ、ここで選択したプロパティの値ごとに色分けしたグラフにすることができます。

グループ化したグラフ

グループ化したグラフ

並び替え(Y軸)

グループ化をしている場合、グループ化プロパティの並び替えの設定が表示されます。プロパティごとの昇順・降順の他に、「Manual」から手動で並び替えたり、プロパティを非表示にすることもできます。グラフ上で積み上げる順番や、凡例表示が並び替えられます。

グループ化プロパティの並び替え

グループ化プロパティの並び替え

累積表示(Y軸)

X軸のデータ設定に日付プロパティを設定した場合、累積表示するかどうかを選択することができます。ONにすることで、その期間までのデータを合計した右肩上がりの積み上げ形式のグラフになります。

折れ線グラフの累積表示切替

折れ線グラフの累積表示切替

基準線の追加(Y軸)

2025年11月のアップデートで、グラフに対して基準線が追加できるようになりました。ラベルや線の種類 (実線・破線)、色を自由に選択して、横方向に1本線を引くことができます。

グラフに基準線を追加

グラフに基準線を追加

詳細は下記の動画をご参照ください。

横棒グラフでは設定項目のX軸とY軸が入れ替わっているだけで、カスタマイズ方法は全く同じです。

ドーナツグラフのカスタマイズ方法

ドーナツグラフのカスタマイズでは、棒グラフ・折れ線グラフと異なり、以下の3つを設定できます。

データ

どの値を表示するか、データベースのプロパティから選択できます。

データ集計プロパティを選択

データ集計プロパティを選択

スライス基準

どのプロパティの値でドーナツを分割するかを選択できます。

スライス基準の設定

スライス基準の設定

並び替え

プロパティの並び替えを設定できます。プロパティごとの昇順・降順の他に、「Manual」から手動で並び替えたり、プロパティを非表示にすることもできます。

ドーナツグラフの並び替え

ドーナツグラフの並び替え

数値グラフのカスタマイズ方法

数値グラフは、1つの数値を大きく表示することに特化したグラフです。

チャートのタイトル

ON/OFFで切り替えできます。ONにすると、グラフの上部にタイトルテキストが表示されます。タイトルの文言は自由に編集可能です。

チャートのタイトル有無を切替

チャートのタイトル有無を切替

データ

集計対象のプロパティを選択します。どのプロパティの値を数値グラフに表示するかを決める設定です。

データ集計プロパティを選択

データ集計プロパティを選択

計算

選択したプロパティに対して、どのような集計を行うかを設定します。例えば以下のような計算方法を選択できます。

  • すべてカウント:すべてのアイテムの件数
  • 未入力の割合:値が空欄のアイテムの割合
  • 未入力以外の割合:値が入力されているアイテムの割合
  • 合計・平均・中央値・最小・最大(数値プロパティの場合)

計算方法を選択

計算方法を選択

形式

数値の表示フォーマットを設定します。以下のような形式から選択できます。

  • 区切り記号付きの数値(例:1,234)
  • パーセント(例:75%)

形式を選択

形式を選択

見た目のカスタマイズ

ビューのオプションの「スタイル」部分でグラフの見た目をカスタマイズできます。グラフの種類によって表示される項目と表示されない項目が存在しています。

カラー

グラフの色を設定できます。セレクトプロパティのカラーが反映される「自動」、色分けが見やすく表示される「カラフル」の他に、単色の濃淡でシンプルにまとめられる9種類のカラーから選択できます。

カラーの変更

カラーの変更

以下は「その他のスタイルオプション」内の設定です。

その他のスタイルオプション

その他のスタイルオプション

高さ

グラフの大きさを「小・中・大・特大」から選択できます。

高さの変更

高さの変更

グループ化のスタイル

棒グラフ・折れ線グラフでグループ化している場合、グループの表示方法「積み上げ・割合・横並び」から選択でき、グラフの見た目が大きく変化します。

グループ化のスタイル

グループ化のスタイル

積み上げ(グループ化のスタイル)

グループごとに積み上げた形式の、合計がわかりやすい形式です。こちらの設定がデフォルトになっています。

積み上げ(グループ化のスタイル)

積み上げ(グループ化のスタイル)

割合(グループ化のスタイル)

高さいっぱい(横棒グラフの場合幅いっぱい)を100%として表示される、全体からの割合がわかりやすい形式のグラフになります。

割合(グループ化のスタイル)

割合(グループ化のスタイル)

横並べ(グループ化のスタイル)

「横並べ」の場合、棒グラフと折れ線グラフで大きく見た目が異なります。

棒グラフの場合、名前通りにグループの項目ごとに独立して横並びになったグラフになります。

横並び・棒グラフ(グループ化のスタイル)

横並び・棒グラフ(グループ化のスタイル)

折れ線グラフの場合でも名称は「横並べ」となっていますが、グループごとに独立してグラフが表示されます。(合算されない)

横並び・折れ線グラフ(グループ化のスタイル)

横並び・折れ線グラフ(グループ化のスタイル)

折れ線グラフで横並べ設定にすると、複数の項目の推移などをとても見比べやすくなると思います。「横並べ」というよりは「独立」と考えたほうがわかりやすいかもしれません。

グリッド線

棒グラフ・折れ線グラフの場合に、背景のグリッドを変更できます。

グリッド線の変更

グリッド線の変更

軸ラベル

棒グラフ・折れ線グラフの場合に、軸ラベルの表示を変更できます。

軸ラベルの設定

軸ラベルの設定

曲線

折れ線グラフの場合に、直線で表現するか曲線で表現するかを切り替えることができます。

曲線設定の切替

曲線設定の切替

グラデーションエリア

折れ線グラフの場合に、グラフの内側をグラデーションで塗りつぶすかどうかを切り替えることができます。

グラデーションエリア設定の切替

グラデーションエリア設定の切替

中央に値を表示

ドーナツグラフの場合に、中央に合計の値を表示するかどうかを切り替えることができます。

中央に値を表示の切替

中央に値を表示の切替

値に基づいて色をつける

ドーナツグラフかグループ化した棒グラフの場合、かつカラーで「自動」「カラフル」以外の単色を設定している場合に、値の大きさに基づいて色の濃淡を変化させるよう設定できます。

値に基づいて色をつける切替

値に基づいて色をつける切替

動的な色

数値グラフの場合、数値の範囲に応じて表示色を変化させることができ、目標に対する達成度やスコアの良し悪しを視覚的にわかりやすく表現できます。

動的な色の設定

動的な色の設定

凡例

ドーナツグラフかグループ化したグラフの場合、凡例を表示するかどうかを切り替えることができます。表示された凡例の項目をクリックすると、一時的にその項目が非表示になります。

凡例表示切替

凡例表示切替

データラベル

グラフ上に数値を表示するかどうかを切り替えることができます。

データラベルの表示切替

データラベルの表示切替

ドリルダウン機能

チャートの特定の部分をクリックすると、該当するデータベースページの一覧がテーブル形式で表示されます。これは「ドリルダウン」と呼ばれる機能で、グラフの気になる部分からワンクリックで元データにアクセスできます。

データ元を一覧として表示

データ元を一覧として表示

ドリルダウンでは以下の操作が可能です。

  • データポイントに該当するページの一覧を確認
  • ページを開いてプロパティを編集
  • •••ビューとして保存 で、ドリルダウンを独立したビューとして保存

チャートの保存・書き出し

ビューのオプション内「チャートの保存」から、チャートを画像としてダウンロードすることができます。

チャートの保存・書き出し設定

チャートの保存・書き出し設定

背景色を5種類から選択することができ、有料プランに加入している場合は背景色なしも選択できます。背景色なしの場合、「Notionで作成」という文字も非表示になります。

ダウンロードできる形式にはPNG形式とSVG形式があり、Notion外部でも扱いやすくなっています。

ダウンロードしたグラフ

ダウンロードしたグラフ

注意点

無料プランでは1つしかチャートを表示できない

無料プランでは、ワークスペースに1つまでしかチャートビューを表示することができません。

新しいチャートを表示させたい場合、現在存在するチャートビューを探し出して削除する必要があります。

ワークスペースに1つまでしか表示できない

ワークスペースに1つまでしか表示できない

その他注意点

  • チャートビューはデータの表示専用のビューであり、チャート上で直接データを操作することはできません。ただし、ドリルダウン機能でページを開けば編集は可能です。
  • ロールアップ・ボタン・ユニークID・ファイル&メディア・リスト形式の数式はチャートに使用できません。グラフ化したい場合は、数式プロパティで単一の値に変換しましょう。
  • チャートに表示できるのは最大200グループ・50サブグループです。大規模DBではチャートの更新が遅くなる場合があります。