【2025年版】Notion最新料金プランは？無料・有料版の違いも解説

円谷

2025年5月現在、Notionには「フリー」「プラス」「ビジネス」「エンタープライズ」の4つの料金プランがあります。今回の記事では、4つのプランの機能面・価格面での違いと、実際に導入するならどのプランを選べば良いかについて詳しく解説します。

Notion の料金プランの仕組みについて解説していきます。まず、プラン別の料金は以下のように設定されています。2025年5月時点での料金プランは下記となります。

※ エンタープライズプランの料金は Notion の公式 HP↗︎ には記載されていませんが、Notion の設定画面の中から確認することが可能です。

現在の料金プラン（2025年5月）

補足1：以前の料金プラン（2024年6月〜2025年4月）

補足2：料金プラン（〜2024年6月）

Notion の有料プランは月ごと（年ごと）に支払いが発生する「サブスクリプションサービス」です。買い切りプランは存在しません。

Notion の支払いは、ワークスペースを利用するメンバーの人数に応じて、月額料金が決定します。

例えば、プラスプランを2名で利用した場合、月額3,300円（1,650円 × 2名）の料金が発生します。※年払いを想定

円谷

以前までは、日本円で支払う場合はドル・円レートの変動の影響を受けていましたが、2024年6月以降は金額が固定されるように↗︎なりました。

Notion の用途別にオススメプランと料金シミュレーションをまとめました。※年払いの場合のシミュレーションとなります。

「Notion をこれから始めるぞ」という方はフリープランから始めていただくのがオススメです。フリープランでも Notion 内のほぼ全ての機能を使用することが可能です。

ゲストも10名まで招待することができるため、無料枠で10名までであれば十分に Notion を利用することが可能です。

フリープランでできることの例1：メモ機能

簡単なメモや ToDo、リマインダー、アイデアや計画など、メモツールとして無料で使用することが可能です。

フリープランでできることの例2：読書記録（データベース機能）

読んだ本などのデータをのデータベース機能を使って管理することができます。

フリープランでできることの例3：Web 共有機能（Notion サイト）

Notion は、Web 共有機能(Notion サイト機能)を備えている↗︎ので、複数人と共有することができたり、一般公開できるウェブサイトを作ることが可能です。最近では、ポートフォリオとして使用する事例も増えてきました。この機能ももちろん無料で使用可能です。

Notion AI はビジネスプラン以上限定の機能となっています。Notion AI を利用したい場合はビジネスプラン（月額3,150円）がオススメです。Notion AI を利用することで、コンテンツの生成、要約、情報の抽出、音声による議事録自動作成などの機能を利用することが可能になります。

プラスプランにアップグレードすることで、ゲスト招待人数が100名まで拡張されます。例えば、30名の組織であれば、管理者3名、ゲスト招待27名という形で3名分の料金のみで利用することが可能です。また、データベースオートメーションや Notion チャート（グラフ）機能↗︎などの機能も使用可能になります。

プラスプランの場合は Notion AI を活用することはできません。

フリープランでは、ゲストを招待できる（ページを共有できる）のは10名まででしたが、プラスプランにすると100名、ビジネスプラン・エンタープライズプランでは250名まで招待できます。ゲストを招待してもブロック数に上限がなく、無制限に使えるのもポイントです。

大企業で Notion を使う方はエンタープライズプランがおすすめです。SSO の機能や、監査ログ、細かい権限設定が可能になります。

円谷

Notion AI は2025年4月までは、プラン料金にアドオンという形で購入する形式でした。しかし、2025年5月以降、ビジネスプラン以上に加入していれば、アドオンなしで Notion AI を利用することができるようになっています。フリープラン・プラスプランの場合には Notion AI を利用することはできないのでご注意ください。

Notion は1人で使用する場合には無料プランで十分であることは繰り返しお伝えしてきましたが、無料→有料プランへの変更、また有料から無料プランへ戻したいという場合もあるかと思います。ここでは、それぞれの変更方法について解説します。

有料プランへのアップグレードは Notion 内の設定画面から手続きが可能です。

STEP 1. サイドバー内の「設定」ボタンをクリック

STEP 2. 設定したい料金プランをクリックして設定

14日間のトライアルがあるので、先にこちらを選択してからアップグレードがおすすめです。

トライアル期間を経て、アップグレードする場合

月払か年払いかを選択、さらに、NotionAI の課金についても選択します。

Notion の有料プランは、支払いをキャンセルするまで年次あるいは月次で自動更新されます。有料プランにしたもののやはり無料プランへ戻したいという場合は、下記の手順に沿ってダウングレードを実行してください。

STEP 1. 設定画面の「プラン」から「すべてのプランを見る」を選択

「すべてのプランを見る」を押さないと現在のプランよりも低いプランが表示されないので注意してください。

STEP 2. ダウングレードボタンをクリック

フリーの下にある「ダウングレード」ボタンをクリックしてください。簡単なアンケートが表示され、ダウングレードが完了します。

円谷

キャンセル後も、契約済み請求サイクルが終了するまでは、支払い済みのプラン全ての機能にアクセス可能です。

Notion の料金に関するよくある質問をまとめました。

Q1. 請求情報・過去の支払い履歴はどこで確認できますか？

サイドバーの「設定」→「請求」→「請求情報を確認」から発行することが可能です。

Q2. 請求書・領収書は発行できますか？

可能です。サイドバーの「設定」→「請求」→「請求情報を確認」内のページから、「印刷・PDFエクスポート」をクリックしてください。

Q4. フリープランの場合、ブロックの容量制限を超えるとどうなりますか？自動で課金されますか？

メンバーを複数名招待して、ブロックを1,000個以上作成して上限に達すると、新しいブロックの追加ができなくなります。既存のコンテンツブロックはこれまでと同じように閲覧・編集・整理できますが画面の左下に下記のように表示されます。※自動的に課金が発生することはないのでご安心ください。

フリープランのワークスペースを自分1人で使用している場合は、ブロックの制限はありません。フリープランのワークスペースを複数のメンバーで使用している場合は、ブロック数に1,000ブロックの制限ができ、それ以上のブロックを追加する場合はアップグレードが必要となります。

Q6. 学割や教員割引はありますか？

存在します。学生・教員の場合は、割引を活用してプラスプランを無料で利用できます。割引を利用する条件は「学校から配布されているメールアドレス」であることです。

参考：教育のためのNotion↗︎

今回の記事では、Notion の料金についてさまざまな観点から解説してきました。

円谷

改めて料金についてまとめると、

• Notion の料金プランは4つだが、始めるならフリー（無料）プランでも十分
• Notion AI を利用するにはビジネスプラン以上の加入が必要
• 料金プランの変更（アップグレード・ダウングレード）はいつでもできる

チームや企業など組織で使う場合は、必要な機能に応じた有料プランを検討する必要がありますが、個人で使うなら無料プランで始めるのがおすすめです。まずは無料で始めてみて、使いながら有料プランや NotionAI も検討してみましょう。

参考：ホットペッパービューティー 掲載料金のお問い合わせはこちら | サロンナレッジ↗︎