APPROACH

仕事の進め方

プロジェクトのはじめに、プロジェクトチームを立ち上げます。

株式会社TEMPのメンバーはNotionの資格保有者のみで構成されており、Notionのスキルに加え、デザイン、プログラミング、営業などの強みを持ったメンバーで構成されています。お客さまの課題にフィットしたプロジェクトチームを作り、課題解決にコミットします。

その後、お客さまと私たちでキックオフミーティングを実施します。株式会社TEMPのノウハウを基に体系化された失敗しない導入プロセスをもとに、全体スケジュールと対応範囲(スコープ)を整理し、導入のロードマップを描きます。

このタイミングで方向性をしっかり固めておくことで、その後の設計・構築・運用がスムーズに進み、手戻りや混乱を防ぐことができます。

Notion構築の中心にあるのがデータベース設計です。

プロジェクト、案件、顧客、タスク、議事録など、業務に必要な情報をどのような構造で蓄積し、どう結びつけるかは、導入の成否を大きく左右します。

また、必要なビューを適切に作り分けることで、現場担当者には日々の作業に必要な一覧が、管理者には全体を把握するダッシュボードが提供されます。プロパティは多すぎても少なすぎても運用が崩れるため、過不足のない項目を定義します。

メンバーや管理者など立場ごとにどこまで閲覧・編集できるかという権限設計を行うほか、AIによる入力サポートやテンプレート、ワークフロー自動化など、後からの拡張がしやすい構造を前提に設計を行います。

データベース設計は必ずTEMP社内でレビューを実施し、品質を十分に担保した状態でお客さまに提供します。

Notionは「とりあえず動く状態」を作るところまでは少ない工数で実現できますが、日々の現場に定着させるには専門的な知識が必要だと私たちは考えています。

私たちは、お客さまの業界や現場メンバーのITリテラシーに合わせ、誰が見ても迷わないUI/UXを設計します。

デザインを細部まで調整し、スムーズに業務を進められるようなユーザー体験を実装します。

メンバーの皆さまがすぐに使い始められるよう、操作マニュアルの整備も進めます。

構築したワークスペースを最大限に活用していただくため、プロジェクトメンバーに向けたZoomでのレクチャーを実施します。実際に現場へ導入し、試運用するまでの流れを丁寧にお伝えします。

レクチャー内容はアーカイブ動画として納品するため、必要に応じていつでも見返すことができます。新入社員へのオンボーディングや社内教育にも活用いただけるため、継続的な学習コストを抑えることが可能です。

構築が完了した後は、本番同様の実データや案件を使い、実際に運用していただきます。このフェーズで、入力漏れ、使いにくさ、作業上のボトルネックなど、現場のリアルな課題が明らかになります。

私たちは定期的にレビューを行い、課題があればテンプレートやデータベース、UI/UXを改善していきます。こうした試運用を経て、負担が少なく継続的に使える仕組みが完成します。

Notionの導入は一度構築して完了するものではないと考えています。TEMP社では、成果物単位で「データベース設計 → UI/UX調整 → レクチャー → 試運用」の一連の流れを小さく回しながら、継続的に改善していくアジャイル方式を採用しています。

例えば、「プロジェクト管理」「議事録」「営業管理」「採用管理」など、業務単位で優先度の高いものから1つずつ構築し、運用に乗せていきます。これにより、組織の変化や業務の拡大に合わせて柔軟に進化できるワークスペースが実現します。

また、私たちはお客さまとのコミュニケーションを大事にしています。

定例のお打ち合わせでの報告はもちろん、プロジェクト期間中はSlack等のチャットツールで随時コミュニケーションを取らせていただきます。Notionに関する質問やご相談はもちろん、私たちからも細かく進捗を報告し、プロジェクト完了まで誠実に伴走いたします。