Notionカレンダーとは?使い方や機能を徹底解説
- 「Notion カレンダーってなに?」
- 「Notion カレンダーの使い方とは?」
Notion を活用されている方で、上記のような疑問をお持ちの方がいるのではないでしょうか。
Notion カレンダーとは、Notion のワークスペースと完全結合しているカレンダーアプリで、使い方としては下記の3つのステップで利用が可能です。
- セットアップする
- 予定を登録する
- Notion から Notion カレンダーへ予定を登録する
本記事では、上記の Notion カレンダーの使い方を詳しく紹介し、Notion カレンダーでできることも紹介していますので、Notion カレンダーの利用を検討している方はぜひ参考にしてください。
Notion カレンダーとは?ワークスペースと完全結合できるアプリ
Notion カレンダーとは、クラウド型アプリ「Notion」のワークスペースと完全結合ができるカレンダーアプリですNotion 自体にも「カレンダービュー」と呼ばれるカレンダー機能が搭載されていましたが、月や週毎にデータベースを表示するだけの機能でした。
しかし、Notionカレンダーでは、カレンダービューとは違い下記のような機能ができるようになっています。
- Notion 上で作成したデータベースをそのままカレンダーに表示できる
- Notion カレンダーから Notion のページを作成できる
- 複数のデータベースの予定を一気にカレンダーに表示できる
- Google カレンダーと連携できる
Web、Mac、Windows、iPhone、Android 各端末で利用可能となっています。
Notionカレンダーの使い方とは?3STEPで紹介
前章では、Notionカレンダーとはなにか紹介しましたが、本章ではNotionカレンダーの使い方を3STEPで紹介します。
- セットアップする
- 予定を登録する
- NotionからNotionカレンダーへ予定を登録する
順に紹介するので、Notionカレンダーを導入する際は参考にしてください。
【STEP1】セットアップする
Notionカレンダーを使用する際は、まずセットアップを行います。
セットアップの手順としては下記の手順で行いましょう。
- デスクトップアプリをダウンロードする
- イベント通知を有効化する
- カレンダーアカウントと連携する
- Notionのワークスペースを接続する
- Notionのデータベースを追加する
順に見ていきましょう。
デスクトップアプリをダウンロードする
Notionカレンダーは、Notionアプリとは別のアプリであるため、MacやWindows、iPhoneでNotionを利用している方はNotionカレンダーアプリをダウンロードしてください。
下記のNotionカレンダーのページの右上、「Notionカレンダーを無料で入手」をクリックすることでWeb版の利用が可能なので、アプリをダウンロードせずに利用することも可能です。
引用: Notionカレンダー より
上記の通り、まずはNotionカレンダーのアプリをダウンロードしましょう。
イベント通知を有効化する
Notionカレンダーアプリをダウンロードしたら、イベント通知を有効化しましょう。
イベント通知を有効にすると、デスクトップのメニューバーに表示されるカウントダウンタイマーによって、今後発生するイベントを忘れないようリマインドしてくれます。
リマインドが逐一されることから、タスク漏れが起きづらくなるので、イベント通知を有効化してください。
カレンダーアカウントと連携する
イベント通知を有効化したら、Notionカレンダーとカレンダーアカウントを連携しましょう。
使用しているGoogleアカウントを全て連携することで、全てのアカウントのイベントがNotionカレンダーに表示できるからです。
必要に応じて非表示にもできるため、Googleカレンダーで管理している方は連携することをおすすめします。
Notionのワークスペースを接続する
カレンダーアカウントと連携したら、Notionのワークスペースと接続しましょう。Notionワークスペースと接続する際は、下記の手順を参考にしてください。
- NotionカレンダーをアプリもしくはWebで開く
- 【設定】から【Notion】を開く
- 【Notionワークスペースを追加】 の隣に位置する【接続】を選択
- 【アクセスを許可する】 を選択
上記の手順を踏むことで、NotionカレンダーにNotionへのアクセス権を付与できます。
また、もし複数のワークスペースがある場合には、同じメールアドレスを使用していたとしてもワークスペースごとに接続する必要があるので注意しましょう。
Notionのデータベースを追加する
Notionのワークスペースを接続したら、Notionのデータベースを追加しましょう。
ワークスペースを接続すると、NotionカレンダーにNotionデータベースを追加できます。接続したデータベースにて日時が設定されていれば、カレンダー上にイベントとして表示されます。
【STEP2】予定を登録する
セットアップが完了したら、Notionカレンダーに予定を登録しましょう。STEP1で連携したNotionデータベースに対して、Notionカレンダーアプリから予定を登録できます。
登録する際には下記の手順を参考にしてください。
- 予定を入れたい場所をダブルクリック
- サイドバーの【タイトル】に予定の名前を入れる
- 予定の時間を設定する
- 連携したいNotionデータベースを選択する
上記の手順を踏むことで、Notionカレンダーに予定が表示されるとともに、選択したNotionデータベースにもページが追加されます。
【STEP3】NotionからNotionカレンダーへ予定を登録する
Notionカレンダーから予定を登録してみたら、次はNotionからNotionカレンダーに予定を登録してみましょう。
- Notionデータベースで【新規ページ】を作成する
- 「タイトル」に予定(名前)を入れ、【日付/時間】を選択する
また、Notionデータベースの右上にある、「カレンダーで開く」を押すと、すぐにNotionカレンダーを開くことも可能です。
Notionカレンダーで何ができる?できることを4つ紹介
Notionカレンダーでできることを4つ紹介します。
- Notionのデータをカレンダーに表示できる
- NotionカレンダーからNotionを開ける
- Googleカレンダーと連携ができる
- Notionへの埋め込みができる
順に紹介します。
Notionのデータをカレンダーで表示できる
NotionのデータベースをワンクリックでNotionカレンダーに表示する機能があります。
この機能により、複数のデータベースを一覧で表示できるため、Notionでタスク管理やプロジェクト管理を行っている人にとって便利といえるでしょう。
NotionカレンダーからNotionを開ける
Notionと連携しているスケジュールは、Notionカレンダーから簡単に該当ページにアクセスできます。
手順としては下記です。
- 予定をクリック
- サイドバーの「Notionで開く」を選択
また、カレンダー上でドラッグ&ドロップするだけで、Notionデータベースの日程を簡単に変更できます。
様々なツールやアプリと連携できる
前述しましたが、NotionカレンダーはNotionに限らず、Googleカレンダーとの連携ができますが、他にもさまざまなツールやアプリとの連携が可能です。
具体的には下記のようなツールと連携できます。
- Google Meet
- Zoom
- Arc
上記の他さまざまなプロバイダーと連携できるのがm¥、Notionカレンダーの魅力といえます。
Notionへの埋め込みができる
Notionカレンダーは、Notionのページに簡単に埋め込むことが可能です。
手順は下記の通りです。
- NotionカレンダーのURLをNotionに貼り付け
- 「埋め込みを作成する」を選択
カレンダーを埋め込むことで、ページを行き来することなく、Notion内でスケジュール管理を完結させることが可能です。Notionへの埋め込みは Notion を Web 版でお使いの方限定の機能となります。
Notion カレンダーでタスク管理ができる拡張機能「TTNC」とは?
TTNC (Task Tracker by Notion Calendar) とは、筆者の円谷(Tsuburaya)が個人開発した、Notionカレンダーからタスクの開始・完了がワンクリックでできるChrome拡張機能です。
TTNCの詳細や概要に関しては、動画やこちらの記事にて紹介していますが、簡潔に紹介すると、Notionカレンダー上の下記2点の課題を克服するために作成した拡張機能となっています。
- タスク開始・終了時刻の入力
- ステータスの更新
TTNCのダウンロード方法に関しても、TTNCを紹介している下記記事でも記載していますので、ぜひ参考にしてください。
関連記事: Notionカレンダーからワンクリックでタスクの開始・完了ができる拡張機能を開発しました
まとめ
本記事では、クラウド型アプリ「Notion」のワークスペースと完全結合ができるカレンダーアプリ「Notionカレンダー」を紹介しました。アプリをダウンロードするほか、Web版で簡単に利用が可能ですので、Notionを導入している方は活用することをおすすめします。
また、Notionカレンダーでは、下記のようなことができます。
- Notionのデータをカレンダーに表示できる
- NotionカレンダーからNotionを開ける
- Googleカレンダーと連携ができる
- Notionへの埋め込みができる(Web版のみ)
Notionカレンダーにてタスク管理を行っていて、タスクの開始や終了時刻の入力が手間だと思っている方や、Notionカレンダー上でステータスの更新が行いたい方には、筆者の円谷が作成した TTNC (Task Tracker by Notion Calendar) をご活用ください。