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NotionとGitHubを連携させる方法


本記事では、 Notion と GitHub を連携させる方法を解説します。Notion と GitHubを連携させると、Notion で管理しているタスクと GitHub のイシューや PR (プルリクエスト)を一元管理することができます。

Notion と GitHub の連携には、同期データベースと GitHub プロパティを使った2つの方法があるので、それぞれやり方を解説します。

この記事でわかること

  • Notion とGitHub を連携させるメリット
  • 同期データベースで連携する方法
  • GitHub プロパティで連携する方法

接続方法1:同期データベースを利用する方法

同期データベースを作成して連携する方法を解説します。

💡

同期データベースとは?

別のプラットフォームのデータをNotionのデータベースとして同期する機能です。この方法では、GitHub にあるイシューや PR を Notion のデータベースに一元化できます。今回は、 PR を例に説明します。

STEP.1 Notion の「設定」を開き「自分のコネクト」から「GitHub」を選択

Notion と GitHub を接続する

STEP.2 表示された認可画面で、「Authorize integration-notion」をクリック

GitHub 認可画面

STEP. 3 PR のリンクを取得し、Notion 内に貼り付ける

連携する GitHub リポジトリ の URL https://github.com/xxx/xxx/pulls をコピーして、Notion のページ上に貼り付けます。「データベースとして貼り付ける」を選択すると、データベースが作成されます。

GitHub の PR ページの URL をコピーする

STEP.4 データベースとして貼り付けるを選択

Notion にデータベースとして貼り付ける

STEP. 5 同期データベースが表示される

同期データベースが表示されたら成功です。

GitHub の PR がまとまった同期データベースが生成される

同期データベースの注意点

同期データベースは、読み取り専用(編集不可)になります。これは公式ページにもある通り、意図しない編集を保護するためにこのようになっています。

この方法では、最初に生成されたデフォルトのプロパティの編集はできませんが、後からプロパティを追加することは可能です。

接続方法2:GitHub プルリクエストプロパティを利用する方法

上記の同期データベースは読み取り専用となるため、柔軟なカスマイズをすることはできません。

一方で、GitHub プルリクエストプロパティを使った方法では、自分で作成したデータベース内のプロパティとして GitHub と接続することが可能です。

STEP.1 GitHubプルリクエストプロパティを追加

接続したいデータベースにプロパティを追加し、「GitHubプルリクエストを選択します」

GitHub プルリクエストを選択
💡

GitHub との接続がまだ済んでいない場合は、前章の GitHub の認可が必要です。接続したいリポジトリと接続してください。

STEP.2 ステータスの同期設定を追加する

接続に成功すると、ステータスプロパティとの接続設定が可能になります。GitHub PR のステータスに応じて、Notion 側のステータスが自動で変更されるようになります。

Notion と GitHub の自動接続

下記のいずれかを行うことで、GitHub PR と Notion のデータ接続された状態になります。

  • PR のタイトルに Notion のデータベースの ID プロパティを含める
  • GitHubプルリクエストプロパティで手動で PR を紐づける

接続されると、GitHub のステータスが自動で Notion に反映されるようになります。

GitHubプルリクエストと PR が接続された状態
接続されると GitHub PR のコメントに Notion のリンクが自動で投稿される

まとめ

今回の記事では、 Notion と GitHub を連携させる2つの方法を解説しました。 Notion と GitHub を利用しているチームでは、この機能を使うことで業務効率化できるのでおすすめです。目的に応じて、この2つの連携方法を使い分けてみてください。

Notion は、無料で始めることができます。Notion の始め方や料金については、こちらのページで解説しています。

執筆協力:わたゆー( @watayu0828