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Notionテーブルビューの使い方解説
テーブルビューとは
Notion のデータベース でまず初めに覚える内容が「テーブルビュー」です。 Excel やスプレッドシート などと似たような見た目ですが、Notion ならではの便利な機能がたくさん詰め込まれています。
参考:
テーブルビューでは、情報を行と列で構成された表形式で表示します。各行は1つのアイテムを表し、列はそのアイテムの属性(プロパティ)を示します。例えば、タスク管理のテーブルを作成する場合、行にはタスク名、列には締め切り日や担当者などのプロパティを設定できます。
今回の記事では、テーブルビューの基本から応用、作成方法やカスタマイズのコツ、実践的な活用事例を詳しく解説します。
この記事で分かること
- テーブルビューの作成方法
- テーブルビューのカスタマイズ方法
Notion データベースの基礎知識
まず、Notion(ノーション)の データベース機能 についておさらいしましょう。
Notion のデータベース機能 は、情報を整理し、管理するための機能です。Notion のデータベースを活用することで、
など、さまざまな用途で情報を管理することが可能となります。
データベースの構造
Notionのデータベースは、以下の要素で構成されています:
- ページ : データベースの1つ1つのデータは、独立したページとして機能します。ページ内にもメモを記載することが可能なのが Notion の大きな特徴の1つです。
- プロパティ : データベースの列に相当し、情報を分類するためのラベルのような役割を果たします。テキスト、数値、日付、選択肢など、様々な種類があります。
- ビュー : 同じデータを異なる形式で表示する機能です。 テーブル 、 リスト 、 ボード 、 カレンダー 、 ギャラリー 、 タイムライン 、 チャート の7種類があります。また、 並び替え条件 や フィルタ条件 をビューに保存させることも可能です。
テーブルビューの作成方法
Notionでテーブルビューを作成する方法は、主に2つあります。
新しくデータベースを作る
STEP. 1 ページ内で「/table」と入力し、テーブルビューを選択
STEP. 2 新規テーブルをクリック
新しいテーブルビューのデータベースが作成されます。
既存のデータベースにテーブルビューを追加する
STEP. 1 データベースのタブ内の「+」ボタンをクリック
STEP. 2 表示されるメニューから「テーブルビュー」を選択
Notion 公式アンバサダー / 株式会社 TEMP 代表
テーブルのカスタマイズ
Notionのテーブルビューは、 単なる表以上の機能 を持っています。カスタマイズすることで、より効率的に情報を管理できます。
行や列を並べ替える方法(自動)
テーブル内の情報を整理するには、 行や列の並べ替えが重要 です。例えば、締め切り日順にタスクを並べ替えることで、優先順位が一目で分かります。並べ替えは、列のヘッダーをクリックし、昇順・降順を選択するだけです。
あわせて読みたい
行を並べ替える方法(手動)
また、手動で並べ替えることも可能です。手動で並べ替えるには、カーソルを当てると左に表示される ⋮⋮
アイコンを、クリックした状態で上下にドラッグします。
列(プロパティ)を並べ替える方法
列の場合は、以下のように見出しをクリックした状態のまま、左右にドラッグします。これはテーブルビュー限定の操作です。
メニュー内から操作することも可能ですが、テーブルビューの場合は上記の操作の方が素早く編集が可能です。
列のサイズを変更する方法
列のサイズを変更するには、列の端にカーソルを当て、サイズ変更用のマークが表示されたらクリックし、左右にドラッグします。
Notion 公式アンバサダー / 株式会社 TEMP 代表
Option(Alt)キーを押しながらドラッグすることで、列のサイズを最小幅にすることも可能です。
コンテンツの折り返し設定
長文を含む列がある場合、 「セルの折り返し」機能 を使うと便利です。テーブルの見やすさを大幅に向上させます。テーブルの右上にある「...」メニューから設定できます。
もしくは、プロパティごとに折り返しの設定をすることも可能です。
縦方向の計算
数値を含む列では、 自動計算機能 を活用できます。例えば、支出管理テーブルで合計金額を自動計算させれば、手計算の手間が省けます。列の下部にある「計算」オプションから設定可能です。
プロパティの表示・非表示
必要な情報だけを表示させることで、 テーブルの視認性が向上 します。例えば、締め切り間近のタスクだけを表示させるなど、状況に応じた表示ができます。プロパティ名をクリックし、「ビューで非表示」を選択します。
一度非表示にしたプロパティを再度表示させたい場合には、テーブルの右端の •••
アイコンから設定が可能です。
実際の活用事例
加入しているサブスクサービスの月額利用料を計算する
Notionのテーブルビューは、 日常生活の管理にも非常に便利 です。特に、増え続けるサブスクリプションサービスの管理と月額利用料の計算に活用できます。
まず、以下のような列(プロパティ)を設定します:
- サービス名
- 月額料金
- 支払いサイクル(月払い、年払いなど)
- 契約開始日
- 次回更新日
テーブルにデータを入力していくことで、 一目で全てのサブスクリプションを把握 できるようになります。例えば、Netflix、Spotify、Amazon Primeなどのサービスを1行ずつ入力していきます。
テーブルの下部にある「計算」機能 を使うと、月額料金の合計を自動で算出できます。これにより、毎月のサブスクリプション総額を簡単に把握できます。
まとめ
テーブルビューは Notion のデータベース機能の中でも最も基本的なビューとなります。Excel との違いの理解・操作の習得を行い、日々の生活や仕事に役立てましょう。
Notion 公式アンバサダー / 株式会社 TEMP 代表
株式会社 TEMP では、個人事業主 / 法人さま向けにオリジナルのタスク管理ツールの制作を行っています。現状の課題感をヒアリングの上、最短2週間でツールを制作して納品し、実際の運用・カスタマイズのサポートを実施。月額9万円からご支援が可能です。詳しくは 株式会社 TEMP の Notion タスク / プロジェクト管理支援サービス をご覧ください。