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Notionゴミ箱のデータが30日で自動で削除されるようになりました【2024年6月】


2024年6月18日に Notion のゴミ箱の仕様が変更となり、ゴミ箱内のページが30日後に自動で永久削除されるようになりました。永久削除されたページは基本的には復元不可能となります。

※ エンタープライズプランの場合は期間や復元方法を設定可能(後述します)

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Notion 公式アンバサダー / 株式会社 TEMP 代表

Tsuburaya

今まではゴミ箱に入れる = 検索に引っ掛からなくなる(アーカイブ)的な役割でしたが、2024年6月からは削除予定のもの = 「ゴミ箱」としての役割となりました。仕様が変わるため、今後のゴミ箱の運用には注意が必要になります。

ゴミ箱内にもアナウンスが追加されました

オススメの運用方法(アーカイブページ)

今後は、アーカイブ用のページを作成し、後ほど参照する可能性のあるページは「ゴミ箱」ではなく「アーカイブページ」内に入れるのがオススメです。

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一度アーカイブページに入れておき、しばらく参照されることがなかったページに関してはゴミ箱に入れるという運用がオススメです。

解説動画

エンタープライズプランのデータ保持設定

エンタープライズプランでお使いのワークスペースに関しては、データの保持期間を設定をすることができます。

保存期間は下記2つの設定をすることができます。

ゴミ箱に移動したページを削除するまでの期間(1日〜10年)

ページを削除(ゴミ箱に移動)してからゴミ箱内で保存しておく期間を設定可能です。期間内であればゴミ箱からページを復元することが可能です。デフォルトは前述の通り30日間、期間は1日から10年の間で設定可能です。

ゴミ箱の自動削除までの期間を設定可能

ゴミ箱から完全に削除されたページの保持期間(1日〜10年)

ゴミ箱からページが削除された後に、Notionでデータを保持する期間・期間内であれば、ワークスペースオーナーに限りページを表示・復元することが可能となります。こちらもデフォルトは30日、期間は1日から10年の間で設定可能です。

ゴミ箱から削除された後でも復元可能な期間を設定可能

削除ページ・データベースが認識しやすく

ページリンクの元ページが削除された場合、認識しやすく

また、細かなアップデートですが、ページリンクの元ページが削除された場合に、ページリンクの右側に元ページが削除されていることを示す「ゴミ箱内」というマークが付くようになりました。

リンクドビューの場合も同様で、元データベースが削除されている場合に下記のように「元のデータベースは削除されており、編集できません。」という注意書きが表示されるようになりました。

リンクドビューの場合も元データベースが削除されていることがわかりやすくなっています。
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今まではページやデータベースに移動して直接確認しないと該当ページがゴミ箱内にあるかどうか判別が付かなかったのですが、便利になりましたね。

よくある質問

Q1. ゴミ箱に入れたデータを復元することはできますか?

可能です。基本的には30日以内であればゴミ箱内の復元ボタンを押すことで復元できます。

ゴミ箱内の復元ボタンを押す
Q2. ブロックを削除した場合もゴミ箱に入りますか?

基本的にゴミ箱に入るのは「ページ」「データベース」です。ブロックはゴミ箱には入りません。(インラインデータベースはゴミ箱に入ります)ブロックを復元したい場合は、ページの「更新履歴」機能を使って復元しましょう。

ページのメニュー内から更新履歴を復元可能(フリープランでは7日間まで)