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AsanaとNotionの違いを徹底比較「結局どっちを使えば良い?」を解消します

AsanaとNotionの違いを徹底比較「結局どっちを使えば良い?」を解消します

プロジェクト管理やタスク管理のツールとして人気の AsanaNotion

この記事では、AsanaとNotionの違いを比較し、みなさんのニーズに合った最適な選択をするためのポイントを解説します。

この記事でわかること


  • AsanaとNotionの特徴
  • AsanaとNotionのおすすめの使い分け
  • AsanaとNotionを連携する方法

目次

AsanaとNotionの特徴

AsanaとNotionの特徴をそれぞれ解説します。
これ

大前提、AsanaとNotionはツールとしての性質が異なっています。それぞれの性質の違いをしっかりと抑えておくことで最適なツール選定ができるようになります。

Asanaの特徴

Asanaは、一言で表すとタスク管理に特化したツールです。

タスク管理・プロジェクト管理が得意分野で、進捗管理に必要な画面や機能がはじめから用意されているため、細かい設定をせずともすぐに使い始められます。

例えば、ステータス・期日設定・担当者の設定など、管理に必要な項目が準備されていたり、新しいプロジェクトをテンプレートから簡単に作成できたりします。

Asanaのタスク画面

Asanaのタスク画面

ガントチャートやカレンダーなど、用途に合わせてビュー(見た目)を切り替え可能です。

Asanaのプロジェクト画面(ガントチャート)

Asanaのプロジェクト画面(ガントチャート)

Notionの特徴

一方で Notionはオールインワンのツールで、プロジェクト管理やタスク管理はもちろん、ドキュメント、Wikiなどあらゆる情報を一元管理できるのが特徴です。

ブロックと呼ばれるパーツを組み合わせていくことで、自分だけのツールを組み立てることが可能です。

[Notionトップページ](https://www.notion.so/ja-jp)のスクリーンショット(2024/4/22時点)

Notionトップページのスクリーンショット(2024/4/22時点)

Notionページ画面 デフォルトで表示されている情報量が少なく、何から始めて良いか戸惑う方も多い

Notionページ画面 デフォルトで表示されている情報量が少なく、何から始めて良いか戸惑う方も多い

NotionはAsanaに比べて、UIがシンプルに洗練されている分、どこから何を始めたらよいか迷ってしまう方も多いと思います。その代わり、自分好みのレイアウトやページを柔軟に作れるのが魅力です。少し慣れが必要ですが、カスタマイズ性の高さはNotionの大きな強みです。

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料金プランの比較

Asanaの料金プラン

Asanaには5つのプランがありますが、個人利用や10名までのチーム利用であれば無料プラン(Personal)で基本機能に制限なく、利用できます。

[Asanaの料金ページ](https://asana.com/ja/pricing)のスクリーンショット(2024/4/22時点)

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無料プランの場合は、プロジェクトのビューがリスト・ボード・カレンダーの3つまでになります。(タイムラインやガントチャートなどは使えません)

11名以上で利用したい、より多くのビューを使いたい場合は、有料プランへのアップグレードが必要になります。一番安い有料プラン(Starter)で 年払いにて月額約$11(約1,700円) × メンバー数 の料金がかかります。

Notionの料金プラン

Notionには4つのプランがあります。

[Notionの料金ページ](https://www.notion.so/ja-jp/pricing)のスクリーンショット(2024/4/22時点)

Notionの料金ページのスクリーンショット(2024/4/22時点)

**1名での利用の場合は、無料プラン(フリー)**で問題ありません。

2名以上で使う場合は、無料プランだと1000ブロックまでしか作成できないため、実質有料プランへのアップグレードが必要になってきます。一番安い有料プラン(プラス)で 年払いにて月額$8(約1,200円) × メンバー数 の料金がかかります。

料金プランについての詳しい解説は下記の記事をご覧ください。

1,000 ブロック制限については下記の動画の 1:44 〜 部分で詳しく解説しています。

工夫が必要ですが、10名までであればゲスト招待をうまく使うことで、無料プランのまま利用も可能です。詳細は以下の動画(2:31〜)で解説していますので、複数人利用をご検討の場合は参考にしてみてください。

おすすめの使い分け

NotionとAsanaの比較のおさらいです。

AsanaとNotionの比較画像

AsanaとNotionの比較画像

プロジェクト管理やタスク管理のみをしたい場合は 、AsanaとNotionどちらでも問題なしです。学習コストをおさえたい場合はAsanaがおすすめです。一方で、プロジェクト管理やタスク管理に加え、ドキュメント管理などもしたい場合はNotionがオススメです。

AsanaとNotionの連携方法

AsanaとNotionは相互に連携させて使うことが可能です。2つの連携方法を紹介します。

個人的には、連携させるよりはどちらかのツールに一本化する方がおすすめです。2つのツールを併用すると管理が煩雑になりがちなので、十分に検討した上で、メリットがある場合に限って活用するようにしましょう。

連携1. 同期データベース機能

Notionの同期データベース機能を使って、Asanaのタスクの内容をNotionのデータベースに表示させる方法です。手順は以下のとおりです。

STEP 1. Notionの任意のページで「/sync」と入力し「Asana」を選択

Notionの任意のページで「/sync」と入力し「Asana」を選択

Notionの任意のページで「/sync」と入力し「Asana」を選択

STEP 2. 「Asanaに接続」をクリック

「Asanaに接続」をクリック

「Asanaに接続」をクリック

STEP 3. 権限付与画面にて「許可」をクリック

権限付与画面にて「許可」をクリック

権限付与画面にて「許可」をクリック

STEP 4. 同期させたいAsanaのプロジェクト名を選択

同期させたいAsanaのプロジェクト名を選択

同期させたいAsanaのプロジェクト名を選択

同期完了後のイメージ

同期完了後のイメージ

Asanaと同期しているプロパティはNotion上では編集できません。※ Notion側で追加したプロパティは編集可能です

Notion側で追加したプロパティは編集可、Asanaと同期しているプロパティはNotion上では編集不可

Notion側で追加したプロパティは編集可、Asanaと同期しているプロパティはNotion上では編集不可

連携2. Asanaからデータをインポート

Asanaのデータを直接Notionに取り込むことも可能です。手順は以下のとおりです。

STEP 1. 任意のページ右上「…」をクリックし「インポート」を選択

任意のページ右上「…」をクリックし「インポート」を選択

任意のページ右上「…」をクリックし「インポート」を選択

STEP 2. 「Asana」を選択

「Asana」を選択

「Asana」を選択

STEP 3. 権限付与画面にて「許可」をクリック

権限付与画面にて「許可」をクリック

権限付与画面にて「許可」をクリック

STEP 4.  Asanaのワークスペース、インポートしたいプロジェクト、インポート先(Notionのスペース)を選択し「次へ」をクリック

Asanaのワークスペース、インポートしたいプロジェクト、インポート先(Notionのスペース)を選択し「次へ」をクリック

Asanaのワークスペース、インポートしたいプロジェクト、インポート先(Notionのスペース)を選択し「次へ」をクリック

インポートが完了すると、指定したNotionスペースにプロジェクトページとTaskページが作成され、インポート内容を確認できます。

インポート完了後のスクリーンショット

インポート完了後のスクリーンショット

まとめ

AsanaとNotionについて解説しました。

  • Asanaはプロジェクト管理・タスク管理に特化したツールで学習コストが低い
  • Notionはタスク管理に加えてドキュメント管理が可能でカスタマイズ性が高い
  • 個人利用の場合はどちらも無料で使用可能

どこまでの情報を管理したいかで最適なツールが異なってきます。ぜひ最適なツール選びをしてみてください。

動画でも詳しく解説中