多様な雇用形態のスタッフ管理をNotionで実現【TREES株式会社さま】
TREES株式会社業務効率化
TREES株式会社さまは、ヨガ・ピラティススタジオを12店舗展開する企業。社員5名に対して業務委託インストラクター150名という大所帯を抱える中、従来の社内ツールでは外部スタッフへの情報共有に手間がかかり、マニュアルの更新や権限管理にも限界を感じていました。
TEMPのNotion・Slack導入コンサルティングを活用し、マニュアルのWeb公開による閲覧環境の整備や、ルールの一元管理、日報による情報共有の仕組みを構築。トラブルの大幅な削減と、多様な雇用形態のスタッフが無理なく使える運用基盤の整備を実現しました。
今回は、TREES 木村さま、酒田さまに、Notion・Slack導入の背景や具体的な成果について伺いました。
| Notion 導入の背景 |
・ビジネス向けFacebookの終了に伴い、社内ツールの代替が必要に ・後継ツールではアカウント発行コスト・マニュアル機能不足・編集権限の制約が課題に ・外部スタッフへの柔軟な情報共有と権限管理を実現するため、Notion・Slackを導入 |
|---|---|
| 提供プラン | Notion導入コンサルティング(スタンダードプラン) |
| 使用人数 | 150名 |
| 成果 |
成果物 ・ポータルページ ・日報管理 ・マニュアル管理 効果 ・Web公開機能で150名の業務委託スタッフがログイン不要でマニュアルを閲覧可能に ・ルールをNotionに集約し、URL共有だけで周知が完了。トラブルを大幅に削減 ・雇用形態別の閲覧権限を整備し、必要な情報だけを届ける体制を確立 |
| お取り組み期間 | 2025年10月〜2026年1月 |
| 担当コンサルタント | 田中 / 島田 |
ー TEMP社の支援にお申し込みいただいたきっかけを教えてください
Notion・Slackの導入を決めていたものの、自社だけで全店舗に展開するにはノウハウが足りないと感じていたのが、パートナー探しのきっかけでした。以前在籍していたスタッフが別の環境でNotionとSlackを使っていた経験から「これはうちに合いそうだ」と確信し、調布店舗に1店舗分のNotionが残っていたこともあり、導入の方向性は固まっていました。
本格的に検討を始めたのは2025年9月頃。12店舗すべてへの展開とSlack連動を見据え、専門的なサポートが必要だと考えました。Google検索で5社ほどに絞り込んで問い合わせをしましたが、大手のパートナー企業はエンタープライズプラン前提の提案が多く、自社の規模には合わないと感じました。
そんな中、以前からYouTubeでTEMPの円谷さんのチャンネルを視聴していたこともあり、実際にお話をしてみると、Notionを全店舗に展開し、Slackと連動させるという理想の完成形が一番はっきりとイメージできたのが決め手でした。規模感に合った提案と、こちらの運用に寄り添ったサポートが期待できると感じ、TEMPへの依頼を決めました。
ーNotion導入前の課題感について教えてください
導入前に一番大きかった課題は、外部スタッフへの情報共有の難しさでした。社員5名に対して業務委託インストラクターが150名という体制の中で、全員にルールやマニュアルを正確に届けるのは簡単なことではありませんでした。もともとはFacebookを社内コミュニケーションに使っていましたが、ビジネス向けFacebookのサービス終了を機に代替ツールを探すことになりました。
その後導入したツールでは、150名全員にアカウントを作成してもらう必要があり、月額料金も大きな負担でした。さらにマニュアル機能がなく、最終更新者しか編集できない仕様のため、情報が見にくくなる一方。加えて上から下への一方通行の情報伝達に特化した設計で、現場の声を吸い上げるような双方向のコミュニケーションには向いていませんでした。
こうした経験を通じて、ログイン不要で誰でも情報にアクセスでき、権限管理も柔軟にでき、常に最新の状態を保てるツールが必要だと強く感じるようになり、社内で紹介を受けたNotionとSlackの本格導入を決めました。
ーNotionの運用を開始してみていかがですか?
Notionの運用を開始してみて、まず実感したのは情報共有のストレスが格段に減ったということです。以前はルールの周知のたびに、個別にスクリーンショットを撮って文章を添えて送る必要がありましたが、今はURLを一つ送るだけ。特に大きかったのは、NotionのWeb公開機能によってインストラクターがログイン不要でマニュアルを閲覧できるようになったことです。ITツールに不慣れな方でも抵抗なく使ってもらえています。
また、以前のツールではマニュアルの最終更新者しか編集できませんでしたが、Notionではスタッフの誰もが更新できるため、常に最新の情報が保たれる状態になりました。さらに、Notionと日報の仕組みを組み合わせたことで、現場からの声も拾えるようになりました。各店舗のスタッフが毎日提出する日報を、AIが週1回サマリとしてまとめることで、経営判断に必要な情報が自然と集まってくる体制が整いつつあります。
まだ全機能を使いこなせているわけではありませんが、導入前に抱えていた「伝わらない」「更新できない」「コストがかかる」という課題は確実に解消されてきていると感じています。
ー TEMP社のサポートでよかった点を教えてください
総じて非常に満足しています。一番実感しているのは、導入後に情報共有に関するトラブルが大幅に減ったことです。ルールの伝達や手続きの案内で以前は頻繁に起きていた行き違いが、TEMPさんに設計していただいた仕組み全体を通じて解消されました。
また、業務委託・アルバイト・社員という異なる雇用形態ごとにどの情報をどこまで見せるかを一緒に整理してもらえたのも大きかったです。自分たちだけでは判断しきれなかった権限設計を、運用に無理のない形に落とし込んでもらえました。
新しく入ったアルバイトさんも特別な説明なしに使いこなしてくれていて、導入のハードルを低く保ったまま、しっかり運用に乗せられたのはTEMPさんの設計力あってこそだと感じています。
ー もし他の企業にTEMP社のサービスをオススメするとしたらどういった企業が良いでしょうか?
小規模で、スピード感を大事にしている会社には特に合うと思います。うちは社員5名で12店舗を運営していますが、TEMPさんはこちらの要望に沿って素早く動いてくださるので、少人数の組織でもスムーズに導入を進められました。大手だと自社の規模感に合わないケースも多い中、TEMPさんは柔軟に対応してくださるのが強みだと感じています。
また、業務委託やアルバイトなど、外部スタッフを多く抱えている企業にもおすすめです。うちの場合、インストラクター全員にアカウントを発行せずにマニュアルを共有できるようになり、コストも手間も大幅に削減できました。Web公開の仕組みを活かせるので、ITツールに慣れていないスタッフが多い現場でも抵抗なく受け入れてもらえます。
あとは、同じ業界の会社さんには特に声を大にしておすすめしたいですね。ヨガやピラティスのスタジオ、フィットネス業界は、店舗運営のフォーマットが似ていることが多いので、うちで構築したNotionの仕組みがそのまま応用できるのではないかと思います。実際、TEMPさんにも業界別のパッケージのようなものを作ってもらえたら、導入のハードルがさらに下がるのではないかとお話しさせていただきました。サンプルやお手本が事前にあると、完成形がイメージしやすくなるので、検討中の企業さんにとっても安心材料になるはずです。
ー 最後に、今後の展望を教えてください
今後取り組んでいきたいのは、AIを活用した店舗運用のさらなる効率化です。たとえばiPadでNotionを起動してAIがFAQへの自動応答をしてくれる仕組みや、各種手続きを店舗端末上でデジタル完結できる環境が実現できれば、スタッフの負担を大きく軽減できると考えています。
また、Notion・Slackを軸にした情報基盤をさらに育てていきたいと思っています。Notionは常にアップデートされ続けているツールなので、導入して終わりではなく、会社の成長に合わせてツールも一緒に成長していける。そこがNotionの魅力だと感じています。今後もフランチャイズ展開の可能性を見据えながら、少人数でもスピーディーに動ける組織づくりを進めていきたいと思っています。
担当者からのコメント(田中)

今回のプロジェクトでは、TREESさまのNotion・Slack導入支援を担当させていただきました。
お話を伺う中で印象的だったのは、情報共有やルール整備をただ効率化するだけでなく、現場の運営に無理なくなじむ形で仕組み化していきたいという明確な考えをお持ちだったことです。既存ツールで感じていた課題や、今後の運営を見据えた理想像がはっきりされていたからこそ、私たちも方向性を合わせながら、必要な仕組みを一つずつ形にしていくことができました。
特に、社員・アルバイト・業務委託インストラクターといったさまざまな立場の方が関わるなかで、誰にどの情報をどう届けるかを丁寧に整理できたことは、とても大きな意味があったと感じています。Notionの公開機能やSlack連携を活用することで、必要な情報へすぐアクセスできる状態が整い、日々の案内やマニュアル共有、運用面での負担軽減にもつながっているのではないかと思います。
今後も、TREESさまにとってNotionが運営を支える基盤として活用され続けていくことを願っております。 このたびはご一緒できましたこと、心より感謝申し上げます。